九州場所がはじまった(のは先の日曜日)という話を聞いて、そういえば金髪碧眼で紋付袴で片言の日本語で表彰状を授与していた外人さん(という言い方はよろしくないのか?)がいたなあ、と思い出して検索してみたらデビッド・ジョーンズさんというお名前が出てきた。いまはなきパン・アメリカン航空の極東地区広報担当支配人だったそうで、当時は「パンアメリカン航空賞」という賞が優勝した力士に授与されていたらしい。
「あんたはくさ、こん場所で、ものすごう強かったけん」(うろ覚え)という九州場所でのイメージしかなかったのだけど、結構あちこちで授与式をしていたようで、その時その場所が開催されている地方の方言をちゃんと使い分けておられたそうな。しかも普段は流暢な日本語を使っておられたとか。流石広報のえらいさんである。
何年か前に亡くなられたのは知っていたのだけど、正直また見てみたい名物授与者のお一人だったと思う。