2005-01-07 [長年日記]

[Days]お休み。

本日はお休みをいただいております。連休になってしまった。

[Thinking]夕べの話

改めて読み返してみると我ながら何を書いているのかよく分からない文章である。反省。

要するに言いたかったのは、「和製ミーガン法を適用するよりも、この手の犯罪の加害者には服役させる前に何らかの治療(もしくは治療教育)を行う方が再犯防止に効果があるのではないか」ということです。実際、ミーガン法のおかげで犯罪が減ったという報告はないようだし。

(参考)ミーガン法の効果ではありませんが、英国での事例

[Thinking]他人の気持ちは分からない。

昔『女子高生コンクリート詰め殺人事件―彼女のくやしさがわかりますか』という本を見かけた。amazon.co.jpで調べてみたら2冊(これこれ)出てきた。どっちの本かは覚えていないけど、タイトルに奇妙な違和感を持った記憶がある。

確かに被害者の無念は想像できないわけではない。でもそれはあくまで第三者である我々が推測したことでしかない。しかしこのタイトルだと、著者は「自分は分かっている」という前提で書いているのだという印象を受ける。どうも関係者ではなさそうなのに、そういうことを書いていいのだろうか、と。

その違和感があったので内容は読んでいない。書評によると「当時は加害少年側に同情的な報道が多かった中で、数少ない被害者側からの視点で書かれた本」ということらしく、その点は評価できると思うのだけど。

というようなことを、ここを見て考えていたのでした。

参考までに、無限回廊さんのところに女子高生コンクリ詰め殺人事件についてのまとめがあります。読んで気持ちのいいものではありませんので自己責任でお願いします。

Booksというわけで。

死刑囚だった故・永山則夫の『無知の涙』って本があったよな、と某巨大本屋で探したが見つからず。出版社でも扱っていないところがあるそうな。行きつけの図書館にも入っていないようなのでちょっと探してみることにする。

Books笑いと治癒力』。

暗い話ばかり書いたのでここらで少し健康になれそうな話題を。

笑うこと+ビタミンC(+諸々)で膠原病を治したジャーナリストさんの話。治る見込みはかなり低いと言われながらも、当時の薬に頼った医療に疑問を持ち、また理解のある主治医に恵まれて、膠原病を文字通り「笑い飛ばした」そうな。実はこの方この後に心臓病にかかるのだけど、これも笑い飛ばしてしまったらしい。

原著は1979年というから26年も前の本なのだけど、今にでも使えそうな内容である。まさに病は気から。

ただし薬の有効性を否定するものではありませんので念のため。よしもとばなな氏もサイトで書いてらっしゃったが、「すべてをこの方法で」というのは無理な場合もあるはず。

笑いと治癒力笑いと治癒力

笑いと治癒力―生への意欲 (続)笑いと治癒力―生への意欲 (続)

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# お日様と雨の日記:[TV] [スポ]プロ野球40年会 (2005-01-08 20:24)

毎年恒例の番組。毎年爆笑させられるけど、今年も面白かった。門倉面白杉。幼稚園児相手に「ニューヨークへ行きたいかぁ〜」とやってもダメだよ、古田。みんな野球少年みたいな表情になってた。
笑って風邪を吹き飛ばしたいものです。
ほかにもたくさん同期会があるねえ。