2004-02-27 [長年日記]

[Days][Architect] ジャン・ヌーベル展

ぽっかりと時間が空いたので行ってまいりました。例によって何の予備知識もなく、汐留の電通本社ビルがこの人の作品だと会場で初めて知る体たらく。

電通ビルは実現したケースだけど、東京グッゲンハイム美術館などの実現しなかった計画についての展示もあり。設計図からイメージスケッチ(というのか?)なんかとともに、それぞれの建物に関するヌーベル氏の思想がいろいろ併記されていた。分量がものすごいのでかなり読み飛ばしてしまった。わずかに拾えた言葉は「建築は制限のある芸術であり技術からの回答である」とか「建築にはイメージが大きく影響している」とか(うろ覚え)。この人は思想家として観た方が面白いかもしれない、と思ったり。

建築関係の展覧会はガウディのを観に行って以来なのだけど、ガウディ展ではいろいろと模型があって建築が専門でない私にも面白かったのに比べ、今回は模型の類が全然なくてその点がちょっと残念。静止映像はたくさん。あと、ご本人が喋ってるビデオとか。

カタログに惹かれたけれど、お値段もさることながら買っても観ないかなぁと思って今回は断念。

ところで、ヌーベルって本名なんだろうか。

(付記)ジャン・ヌーベル公式サイト

[Days]Books パロディ。

本屋をふらついていたら太刀を水平にかざした女の子が仁王立ち(?)になっている本が目に付いた。いかにもサブカルっぽい表紙だったのだがキャッチコピーが「ブッシュをやれ」。んー、深作欣二作品やら「バトルロワイヤル」やらが大好きなタランティーノの「キル・ビル」の、そのまたパロディとは。


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