2003-09-20 [長年日記]

[Days] 世間は連休。

仕事仕事。

[Days] 余波。

どこへ行ってもどの方向を向いても縦縞が見える状態で帰宅したらこんな記事発見。タイガー計算機はもう販売してないからいいのかしら。

[Art] 撮られてみたい。

ハーブ・リッツ回顧展が開催されているようです。マドンナのこの写真ってこの人が撮ってたのね。

確かに撮られてみたい気はする。

[Thinking] どれもがオリジナル。

 shinoさんのご出産から一週間。改めて日記を読み返してみて考えた。以下、ちょっと長くなるけど引用。

初日、わたしは情報と知識にがちがちに固められてて、自分の中で勝手にお産の進行表を作っていました。

何度も「いつ生まれるんでしょう?」と尋ねたのは、その進行表に沿ってお産が動いていることを確認したいあらわれでした。

その進行表どおり進まないお産に苛立ち、あせりました。

でも、自然はそんなものではないのです。

わたしはわたしが頭で作ったものではないのです。

ひとつひとつのお産が異なります。

ひとつのお産がまったく、ユニーク。

そこら辺から、自分と向き合いはじめたかもしれません。

あせってもしょうがない。

比較してもしょうがない。

与えられた時間。

与えられた痛みを

じっくりすごすしかない。

痛いと叫んでいい。

発狂していい。

「わたしはわたしが頭で作ったものではない。」

そこに向かいはじめて、はじめてお産に進むことができました。

 これって多分出産のときだけじゃなくて、こどもの成長についても言えることなんじゃないかなと。そしてすべてのおとなが昔はこどもだったように、すべての人の生き方にも当てはまるんじゃないかな…と思ったのでした。

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