ようやく読み終わりました。
1作目で「小劇場みたい」と思ったら2作目ではしっかりジョイスやベケットの話が出てきたし、3作目になると「これ舞台でやってそう…」な狂言回しが出てきたり、古野氏ってやっぱり影響されている人なのかしらん。
3作目は、謎解きはともかく個人的に残念な結果に…これ続きあるんですかねえ。二条警視正とか居御くんとか好きなキャラが結構いるので、続きがあれば読みたいなとは思うのですが。
この3作中では2作目の『天帝のつかわせる御矢』がいちばん好きかな。過剰な装飾が苦手な方はその部分を読み飛ばしていっても楽しめると思います。