■ 『きみとぼくの壊れた世界』『不気味で素朴な囲われた世界』

続けて西尾維新作品を読んでみた。こちらは戯言シリーズとは直接関係がない。年齢的にも中学生とか高校生とかが主人公。

『きみとぼくの壊れた世界』は、なんというか、個人的生理的にそれはちょっとどうよという話が含まれているけど読後感は悪くはない。対して『不気味で素朴な囲われた世界』はそのへんは割と普通かなと思うのだが、最後で「えっ？」と声を上げてしまった。これ、ひょっとしたらホラーかもしれません（違う？）。

『きみとぼくの…』と『不気味で素朴な…』に共通に出てくるキャラがいるので、この順番で続けて読んだ方が楽しめるんではないかと。

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス) (新書)

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス ニJ- 20) (新書)