きしさんとこのサイトにもコメント入れさせていただいたのですが。
なんであれ、それを本人が信じることによってハッピーになって(あるいはハッピーでい続けられて)、なおかついわゆる反社会的行動(殺人とか暴力とか監禁とか詐欺とかその他諸々)を起こさないで上手く適応できていってるのなら、信じる対象がなんであってもそれはそれでいいような気はする。わざわざ「科学的にも証明されている」とかいう話にしようとするから無理が出てくるのであって。
「信じる」ということは本人の内的(心的?)過程であるが故に、外側の共通事象として現れない限りは認められない「科学」の視点で完全に証明することは不可能に近いはずだし。
…なんだか小難しい文章を書いてしまいましたが、つまりは「理由はよく分からないし科学的には証明もされていないんですが、これでよくなる人もいるんですよ」でいいような気がするのです。もちろん信じている人を食い物にするようなことはするべきでないとは思いますが。
ただ、プラシボ効果*1(これも100%生じるものではない)についてはある程度の実験的証明がされているようなので、ここはある意味科学的と言えるかも。治療法にこだわる人には申し訳ないが、治療法に対する期待で治ってしまう、ということは十分ありえる。
*1 実際には薬効のないものを「薬である」と言われて服用した場合(偽薬であるから本来は何の変化もないはず)に、症状に何らかの改善が見られるケース。薬だけでなく療法などにも当てはめられる。実際には新薬の薬効を測定するのに最もよく使われている様子。…詳しい方おられましたらお願いします…
「理由はよく分からないし科学的には証明もされていないんですが、これでよくなる人もいるんですよ」だけではダメではないでしょうか。それで悪くなる人が多い可能性もあるんですから。
それはそれとして、宗教的な存在が「わざわざ「科学的にも証明されている」とかいう話にしようとする」のは、新年だけでは思想が自立できないために、妙な裏づけみたいなものをつけ、それによって人を集めようとしているんでしょうね。
きくちさんの話の中ではhttp://doralin.blog17.fc2.com/これが衝撃的でした。僕に子供がいて同じ目にあったら同じことをすると思います。
科学は科学でも脳科学方面から一つ。
「信じる(ある一定方面に思考が行く)ことは、脳の活性化につながる」
なので、悪い方にも、良い方にも動きます。
なんといってもすべてを司る脳が動いちゃってるんですから。激しくも。
怪我などの外部要因も含めて体が治ろうとするのは意志の力じゃどーにも出来ません。
が。
脳が「元気になるぞー」という「思いこみ」により「活性化」したならば「別」
白血球やら赤血球やら、体内の毒素追い出しや、怪我の治療などあらゆる意味で動きます。
あ、動くって事は「逆もあり」
「もうだめだー」とか「おわりだぁorz..」とか思った場合、マイナス方面に脳が活性化していくことも多いです。
なので、一概に「科学」と「その他」に切り分けるのではなく、人に関わることは「脳も関わっている」と少しは思っていただけると嬉しいかな。
がくしさん:すいません、ことば足らずでした。信じて上手くいってるものについてまでどうこう言う必要はないだろう、というつもりで書いてましたです。確かに悪くなる可能性はありますからそこは考慮しないといけないですね。しかしご紹介いただいたサイトはほんとに衝撃的です…
shachiさん:ツッコミありがとうございます。えーとえーと。脳が「元気になるぞー」という思い込みで活性化する、というのはいわゆるポジティブな考え方(すみません、適当なことばが見当たりませんでした)をするといい方向に向かうということでよろしいのでせうか(あんまし分かってないかも…)。
↑何か上手く言い切れてないですが、今回のケースでは実害が出ているのでほっといていい類のものではないと思うです。
んでね。(続き)
物、に対して「文字が読めるんだ、話を聞いてくれた」って言うのは無いです。
それに脳があり、思いこむ事が出来れば別ですが。
件のトンデモは昔からあるけど教材ってのは...。凄いな。
あい(笑)
了解です。というか、普通に考えてそうですよね(^^;
あと、議論の中でも出てますが、同じことばであっても時と場合によって言い方や雰囲気が全然違ってたりしますよね。人間がコミュニケートしている時はその情報も一緒に処理しているわけで。
「最近ではコンラート・ローレンツ博士が持ってたらしいわよ」と言ってる菱沼さんの図が一瞬浮かびました(笑)←ソロモンの指輪 あのレベルの話なら面白いのにね。