フジ系列とライブドアとの何だかんだで、ニッポン放送の社員が「ライブドアと提携する気はない」というような内容の声明を出したということだけど。
この手の話はあまり詳しくないのであれなのだが、株式会社の場合は会社の持ち主は株主なのだから、上場して株式公開している以上株を買った会社が経営権を握るのは至極当たり前のことだと思う。それに対して「買うな」というのはちょっとヘンな話ではないか。
現場でたたきあげでやってきた人の上にいきなり若いのが来たら現場の人たちは面白くない、というのは心情として十分ありうることだと思うけれど、そもそもそういう可能性を残した状態で経営していたのだから仕方あるまい。
まだ中島みゆきやタモリが「合併した後の会社の番組には出ない」と言う方が分かるような気がするのだけど。「買うなら辞める」と集団で抜けていって別会社を立ち上げるとか、そういう方法ならまだ納得がいくのだけど。
かずひこさんとこの「努力する素質」を読んで思ったこと。本筋とはちょっと離れてしまうのでこちらに。
努力する能力とか継続する能力といったものは素晴らしいと思うし、私自身にもそれは若干欠けているような気がする。でもそれが私の素質だろうから、何かの形で活かせればいいんじゃないかとも思う。
「真面目すぎるのが欠点」と言われた人がお笑いのビデオを徹底的に研究して人を笑わせるのがうまくなった、という話をどこかで読んだ。そういうことなんじゃないかと思う。努力する素質、継続する素質があまりない、ということはひっくり返せば「面白そうなことには敏感」なはずなので、それを何らかの形で活かせればいいんじゃないかと。
どうでしょう。