ようやく観てきました。意外と稲垣吾郎が頑張っていた感じ。
舞台の方は観ていないんだけれど、西村雅彦も近藤芳正も知っているので、どうしても最初のうちは「あの二人だったらこうだったろうな」と思い巡らせてしまったのだが。
日に日に戦争の色が濃くなっていく町の様子とか、最後に見送る老警官とか、どこかで見たテイストだなと思っていたら製作がこの人だった。フジテレビは最近映画会社より一般受けする映画を出してきているような気がする。
元の舞台を観た人にはお勧めできるかどうか微妙なところだが*1、全般に三谷色全開という感じ。小劇場演劇華やかなりし頃に彼の舞台を観たことのある人にはいいかもしれません。エンドロールまで気づかなかったが、小松政夫とか八嶋智人も出ているようなので探してみるのも一興。
唯一気になったのは稲垣吾郎が左手で字を書いていたこと。あの年代だとおそらく生まれつき左利きでもほとんどの人が矯正されていると思うので(モデルとなったという菊谷栄*2が左利きだったかどうかは不明。ご存知の方おられましたら教えてください)。
元ネタとなったお芝居等については龍の目さんのところに詳しいです。余談ですが映画『12人の優しい日本人』には若かりし頃の豊川悦司が出演しています。
(追記)舞台も観た方のレポートです。
私が初めて観た三谷幸喜脚本の舞台は、1996年に青山円形劇場で公演された西村雅彦と近藤芳正による、いわゆる初演「笑の大学」でした。 私にとっての、初三谷作品観劇体験ともなったその舞台は、実にエキサイト&サイレント、そして汗や唾もほとばしる西村&近藤両氏..
10月30日(土)全国東宝洋画系で封切られる 映画「笑の大学(わらいのだいがく)」 (原作と脚本:三谷幸喜、監督:星譲)は、 三谷幸喜(みたに・こうき)原作の舞台の映画化です。 配給会社はおなじく東宝で、 このときは三谷幸喜自身が監督と脚本を兼ねた 1997年秋公開..
はじめまして。TBありがとうございます!
もひとつ舞台についての記事を書いていたのでこちらをTBさせていただきました(^^)合わせてお読みいただけると嬉しいです。
ごぶさたしてます、龍の目です。
トラックバックありがとうございました。
こちらからも返させて頂きますね。
どうやら映画の方も評判は上々みたいですね。
舞台版の印象が強すぎて踏み出せなかったのですが、
やっぱり見に行ってみようかな。
どうもありがとうございます>お二方 映画でも芝居でも先に好評を博したものって難しいですよね。もう聞き飽きたことばでしょうけれど、舞台をご覧になったというのはほんとうらやましい限りです。「12人の優しい日本人」も舞台で観てみたかった。