2004-11-02 [長年日記]

[Web]貴重な記事。

 地震があった新潟県の長岡市内に実家がある方が最近帰省されたときの記事を発見。写真つき。

プロの報道陣でないと報道できないこともあるのだろうけれど、現地の人だからこそ知らせられることもあるのかな。と思った。特に山積みの支援物資の写真は圧巻。

見てきたもの 新潟中越地震

伝える人たち 新潟中越地震
 本文中にもあるけれど、もっとも被害が酷いとされる小千谷の現状はこの記事からは不明。

[Web]ネットは強し。

昨日採り上げた「新潟震災ボランティア日記*わたしにもできる何かを見つけよう!」について、やや詳細が分かってきた。と言っても例のチェーンメール化したものの話ではない。

このblogは二人体制で運営しているようだ。一人が現地に入ってボランティア活動をし、現地からは離れた場所でその報告を受けたもう一人(多分この人もボランティア)がそれをまとめてblogにupしているとのこと。

そしてこの「現地に入っているボランティア」が、最近NHKのニュースや新聞記事で採り上げられている藤原奈央子さん。阪神大震災の被災者の一人だそうである(実はこの情報、ちょっと前から小耳に挟んではいたのだが、大元の発信源がつかめなかったので書くのを控えていた。本日付の日記内で記述があったのでここで対応させていただいた次第)。

この方は被災当時中学生だったそうだが、同級生たちとグループを作ってボランティアの手伝いをしたそうだ。友達を無くした悲しみを紛らわすという目的もあっただろうけれども、褒められていい話だと思う。

そしてその藤原さんが現在新潟でボランティア活動をしている。避難所生活の経験を活かして「被災者に対するニューズレター」を作成したいと伝えてきたそうで。そう言えば今日のNHKのニュース(だったと思う)で「このようなチラシが配られています」と紹介されていたが、あれがそうだったのかな。

2ch等のスレに出ている情報をまとめてくださっているiroi3氏の日記サイト天漢日乗には17歳の男子学生が「コンピュータのボランティアお願いします」と呼びかけていたという記事が抜粋されていた。確かに電気が通っていてインターネットに接続できるPCがあれば情報収集はかなりラクになるはず。そうでない人にとってはこの手のニューズレターは大変いい情報源になると思う。

それにしても、新潟からは距離的にもかなり離れている私ですらそれなりの情報収集ができてしまうのがネットワークのすごいところ。阪神大震災の頃はここまで普及してなかったし。昨日書いたような、利用上気をつけなければならないことはある(他にも情報の真偽とか)けれども、強力なツールには違いない。

自分も含め、上手く使いこなせるようリテラシを高める必要性があると思う今日この頃。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
# 双月 (2004-11-03 12:53)

ノーパ壊れたっぽいです。chkdiskの最中にエラーが出て止まります。新しいの買わないといけないんだろうか。というか中に入ってるデータが(涙)

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# Sasayama's Weblog:「新潟震災ボランティア日記*あなたにもできるネット支援」のサイトの方は、阪神淡路大震災の被災者だった!! (2004-11-03 21:48)

2004/10/31
新潟の震災で、小千谷の現場からの声として、必要な物資の列記と、マスコミの過剰な取材への苦情を述べたブログの記事が、転載に転載を重ね、チェーンメール化し、震災関連のブログで話題となったのが、「新潟震災ボランティア日記*あなたにもできるネット支...