久々に吉野朔実の本を購入。『記憶の技法』を読んでから『犬は本よりも電信柱が好き』のあとがき(にかえて)を読んで「!」。
いや、同じ作者の本だから当然といえば当然なのだけど。ヘンにシンクロを感じてしまったのでありました。
それにしてもやっぱり吉野朔実が好きなんだなぁと自分で納得。『瞳子』とか『恋愛的瞬間』とか読み返したいと思ってしまった。『ジュリエットの卵』はキツかったので売っちゃいましたが。
この人が書くものは割とキツいので(『記憶の技法』も)万人にお勧めはできないけれど。
早めに『透明人間の失踪』も読もう。
52歳。スーパーマン役をやった人はその後不幸な道をたどるというジンクスがあるそうだけど、この人はその不幸のあとも「車椅子のヒーロー」として有名だった。実はスーパーマン時代は知らないのだけど、その私でも知っている。
ご冥福をお祈りいたします。