イノセンスが音響設備いまいちだった上映館からシネコンに移ってくれるようである。とりあえずそれまで待機。
アップルシードもいきなり音響設備がいまいちの上映館に…うまく配分できないものだろうか。
ほんとに解放されたのはよかったのですが。「いじめ・いやがらせ」と「批判や責任追及」は別の話だよなと思ったり。
意図的に範囲を限定して考える。外務省が退避勧告を出している国に自己責任で行った、その結果多数の人を巻き込んだ、これは事実として責任を問われてもいいと思う。けれど、だからと言って家族や本人に必要以上の心痛をかけるようなことをすることが是とされるわけではないだろう。この「必要以上」っていうのもどこでラインを引くかの問題は残るんで、安易に話すわけにはいかない問題だと思うんだけれど。
要するに国内に残されたご家族に対し嫌がらせ電話をかけたりとかそういうのは人間としてよろしくないのではと思うのです。そうしたところで何の解決にもならんのだし。
人質解放前に書かれた江川紹子氏のエッセイ。たださんとこ経由。論点がいくらか混ざってしまっているようだし(責任を問うのと誹謗中傷することとは別なのでは?)、職業柄か人質に対してちょっと同情的過ぎないか?な印象は受けるが、「人質救出が先」という意見にはおおむね賛成。
たださんの意見も一理あると思う。ただ、そこまでの自己責任取れるのは「親兄弟揃って相当できた人」な一家じゃないと無理なんじゃないかなという気も少し。
いくら本人が望んだ人道支援活動etc.とはいえ、退避勧告が出てる国に行かせてやろうという親兄弟は少ないでしょう。だからたいていの人は反対を押し切って行ってしまってるのじゃないかな。あくまで推測ですが。
そういう意味ではやっぱり必要な安全策を講じてから行くべきだとは思います。その方が親兄弟の説得もしやすいし、江川さんも書かれているように本来の目的も遂げられる可能性が高くなるから。
(前略)行くからには、自分の安全を確保しなければ、本来の目的も完遂できない。だからこそ、安全対策には万全を期す必要があり、その点で3人の行動がどうだったのか、検証する必要はある。そして、そこから学ぶべき教訓を引き出すことが大事だ。
[いわゆる「自己責任論」についてより引用]