2006-12-20 [長年日記]

[Words] 代わりの人がいる仕事。

「どんな仕事をしてたって、代わりの人はいるよ。だって、いなくちゃ困るじゃない。自分が本当に大変で休まなければならなくなったとき、だれも代わってくれないなんて困るよ。本当に困る。代わりがいないのは、友達とか家族とか恋人とか、それだけでいいじゃない」

(中略)

「でも、わたしは、自分が好きだからここにいるの。ほかに代わりがいるかもしれないけど、それでもここにいたいの。だから、いいの。代わりの人に取られないように、一所懸命やるの。葵さんだってそうでしょ」

(オーバーザレインボウ/近藤史恵 短編集『モップの精は深夜に現れる』に収録)

[Person] 同じおばあさんでも。

青島幸男氏の「意地悪ばあさん」より岸田今日子氏の「(ハムテルの)おばあさん」の方が記憶に新しいのは仕方ないのかな。

「動物のお医者さん」TV版はチョビと漆原教授と西根タカ(ハムテルのおばあさん)が大好きでした。ご冥福を。


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