■ [Days]駄目じゃん。

久しぶりに駅救護室のお世話になってしまいました。食べるものはちゃんと食べているのでいわゆる貧血ではなさそうなのだけど。

やっぱり夜中２時までネットでいろいろ検索していたり、その翌日２時間で３冊本を読んだり、食生活がいい加減だったりするのがいかんのだろうな。

生活の全面見直しが必要なようで。

■ 『世界の中心で愛を叫んだけもの』。

そういうわけで３冊読んだ本のうちの１冊。短編集。前書きがかなり長い（エリスンのそれにしては短いという話）のと、近々に返さなければならないのとで、表題作と「聞いていますか？」だけ読んでみた。

表題作はなんだか最近の世相を彷彿とさせる。とても20年以上前に書かれた本とは思えない。なんとなく神林長平『プリズム』を思い出した。

「聞いていますか？」は比較的平易で読みやすい方ではないかと思う。これはSFというよりホラーじゃないかという気が少し。

表題作はいろんな意味で話題作なのでちょっと無理しても呼んでみようかな、と思っていたが、私にはそれなりの価値があった。機会があったら他の小説も読んでみたい。

ちなみに私が借りたのはおそらく初版もしくはそれと同じ装丁だったもの。こんな青い表紙ではなかったです。

世界の中心で愛を叫んだけもの ハヤカワ文庫 SF エ 4-1

プリズム ハヤカワ文庫JA