2004-12-14 [長年日記]

[Days]今日のラッキー。

コピーをとりに某ビジネスコンビニ(≠KINKO's)に行ったら、キャンペーン期間中ということでずいぶん安くなっていた。4割近く引いてくれた計算になる。

資料を大量にコピーする必要があったので大変ありがたい

[etc.]社会復帰

平成9年というからあれから今年で7年か。ご遺族にとっては嬉しくない話(悪くすれば逆恨みされる可能性もあるのだし)なのだけど、罪の意識をほとんど感じていなかった当時の少年が「一生かけて償います」と言えるまでになれたということにはそれなりの評価があってしかるべきだと思う。もちろん本人もだけれど、周囲のサポートその他スタッフや身近な方々の対応についても。

この判断にいちばん悩んでいるのは、現場で働いている人など当事者に直接かかわっている人たちではないかと。本人も社会に出るとなるといろいろストレスを感じることもあるだろうから、恒常的に誰かが面談を持つようにするのがいいんじゃないのかな、と思う。で、経過はご遺族に通知すると。

(加害少年の)人権侵害だといわれるかもしれないけれど、めったにない事例なのだしこれぐらいの判断はしてもよいのではないのかしらん。

Books紛争の心理学―融合の炎のワーク』。

なんてことを考えながらプロセス指向心理学の開祖(?)、アーノルド・ミンデル氏のこの著作をぱらぱら流し読み。講現読んだの久しぶり。

まだちゃんと読んでないので(昼休みに購入)あれなのだけど、広い意味での「文化」の違いを内包している集団が、その違いについて対立を最大の教師として(!)話し合い続けることでよりよい結果がもたらされる、というような内容の話だろうと思う。これがうまく機能するのであれば素晴らしいと思う。

ところでこの本、文章のところどころにとても詩的な表現がある。たとえば「(話し合いが終わるまで)人々は心の中に錬金の炎を燃やす」とか。

不謹慎ながらロイ・マスタング大佐(2段目左)ならどうするかなと考えてしまった。

紛争の心理学―融合の炎のワーク紛争の心理学―融合の炎のワーク

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